こんにちは、shunです。
今回も僕の愛読書の一冊をご紹介します。
この本は、元音楽プロデューサーで、現在はノマドライフを送りながら講演や執筆活動を行っている、四角大輔さんによって書かれました。
この本は僕の人生を変えてくれた一冊であり、バイブルと呼べます。
この本の中に登場する「捨てるべきこと」を取り入れていくことで、僕の人生はどんどん軽やかになっていきました。
それらを取り入れるのは、若ければ若いほど良いと思います。
僕ももっと早くこの本に出合いたかったです。
前回のオススメ本紹介のときと同様、いくつか選んで僕の考えとともにご紹介していきます。
【世界の七田式!】35日完結バイリンガル英語脳プログラム<七田式>
視界にあるノイズを捨てる
視界のノイズはあなたの空間だけでなく、生活も頭の中も複雑にしてしまいます。
本当に必要なもの、大好きなもの以外はすべてノイズ。
そういったノイズを減らしていくと、どんどん思考が鮮明になり、クリエイティブなアイディアも生まれやすくなります。
数年前までの僕の部屋は、ぐちゃぐちゃでものにあふれていました。
なにかに取り組もうとしても、余計なものが視界に入って集中力が途切れます。
人間は何かものを見るだけで、それに関連した記憶を思い出したり、思考を始めてしまうのです。
だから最低限のものしか持たないことで、本当に大切なことに集中できるようになります。
僕自身ものを減らしてから、集中力が上がったことで勉強や仕事の効率も上がり、さらには意志力まで向上しているのを実感します。
おそらくものによって奪われる脳のリソースを、自分にとって大切なことに割けるようになったからでしょう。
出し惜しみ癖を捨てる
水と同じように、なんでも一か所にとどめておくと次第に淀み始めます。
それらがやる気や体力を奪う毒になります。
自然界で水が循環するように、あまり使わないものがあれば、それらを必要とする人へどんどんリリースしていきましょう。
ものに限らず、仕事、人脈、チャンスなども。
見返りを求めたり、自分の手元に何も残らなくなることを恐れる必要はありません。
なぜなら出した分だけ、また新しい何かが入ってくるからです。
僕自身も、使っていないものや、それほど大切ではないものを部屋から追い出してスッキリさせると、新しく自分が本当に欲しかったものが入ってきました。
断捨離で人生が好転する、とよく言われますが、身をもってそれを体感しました。
科学的根拠はないでしょうが、とにかく効果があったのです。
ここで大切なのが、著者も言っていることですが、「自分はなにが大好きか。」を明確にしておくことです。
そうすれば、どんどん大好きなものに囲まれる生活に近づけるでしょう。
ワンパターンな日常を捨てる
毎日少しだけ、生活パターンを変えてみましょう。
たったそれだけのことで、負の循環から抜け出せたりします。
毎日毎日同じことの繰り返しでは、どんどんクリエイティブさからかけ離れていきます。
これはほとんどの大人が言うことですが、
「年を取るにつれ、時間の経過が早く感じる。」
僕も20代に入ってからそう感じることが増えました。
これは長く生きているほど、分数で考えたときの1年の大きさが小さくなるからだ、と言う人がいます。
確かにそれもあるでしょうが、僕は一番の原因は新しいことが無くなって、同じことばかりしているからだと思います。
実際僕は時期によって、時間が早く感じたりゆっくりに感じたりします。
早く感じるときは、たいていワンパターンな生活をしています。
ゆっくりに感じるときというのは、たとえば新年度で新しい人とたくさん出会ったり、スケジュールが変わって、今までの生活パターンが崩れたりしたときです。
もしくは、日々新しいことを学んだり、チャレンジしているときなどでしょう。
僕は少し前までは、積極的に新しいことに取り組む習慣がありませんでした。
20代前半などを振り返って、本当に何をしていたんだろうと思います。
何の生産性もないことをダラダラしていただけで、チャレンジもほとんどしていませんでした。
だから一瞬で時間が過ぎたように感じますし、何をしていたかも思い出せません。
これではいけないと思って、今は積極的に本を読んで学んだり、出かけて行ったり、やったことのないことにチャレンジするように心がけています。
そうすると、以前より時間の流れがゆっくりに感じるようになったのです。
大人になると、どうしても目新しいものは減ります。
だから自分から能動的に探さないといけない。
でも新しいことをやり続けると、子供のころのような気持ちになれて、どんどん人生の幸福度も上がります。
新しいことの中には、あなたを幸せにする可能性が秘められています。
人脈を捨てる
断るというのは、かなりのエネルギーを消費する行為です。
無理しても積極的に人脈を作るほうが良いという価値観もあります。
でも無理して自分に合わない人に合わせるより、自分や自分の大切な人のために時間とエネルギーを割くほうが良いです。
数だけの友人なんて、何の意味もありません。
僕はもともと友人の数が少ないほうでした。
学生時代から浅い付き合いに何の価値も感じていませんでしたし、友人の数を重視する人を理解できませんでした。
その考え方は今でも全く変わっておらず、一緒にいて心地よい、数人の人たちだけに時間もエネルギーも注ぐべきだと思っています。
そうすることが、自分の幸福度も高めてくれると信じています。
「あれもこれも」を捨てる
人生は優先順位のつけ方で決まります。
何をすべきで、何をすべきでないのか。
あれもこれもと手を出すと、選択肢が増えすぎ本当にやるべきことが分からなくなりがちです。
自分の内なる声に耳を澄ませ、心から望むものを明確にし、それを手に入れるための行動にのみ集中しましょう。
それ以外の情報はノイズです。
僕もこの本をはじめ、「最優先事項にのみ集中することの大切さ」を説く本を何冊か読んでから、常に「今本当にやるべきことは何か。」と自問自答するようになりました。
もちろん今でも大して重要でない、無駄なことをしてしまうことは多々あります。
でも意識する回数が増えるだけで全然違います。
いろんなことに手を出して脳内がごちゃごちゃしているときは、たいてい良い結果は出ませんし、人生に対して満足感を感じにくいです。
最優先のひとつのみに絞ってエネルギーを注ぐと、びっくりするくらい短期間で成果が上がったりします。
ほとんどのことは重要ではなく、やるべきことはごくわずかしかありません。
そこに集中できた人が、結果を出し続けているのです。
常にオンラインの習慣を捨てる
常にオンライン状態で、たくさんの情報が入ってくると、自分の心の声はどんどんかき消されていってしまいます。
1日の中に15分でもオフラインの時間を取り入れることで、オンライン時には思い浮かばなかったアイディアや、ノイズにかき消されていた心の声に気付けたりします。
周囲に流されることなく、心から自分が望む人生を設計するには、つながりを断ち孤独になる時間を持つことが大切です。
僕は元から孤独が苦にならない、というより孤独な時間が無いとストレスがたまって耐えられなくなるタイプなので、一人の時間を大切にしてきました。
一人でいろいろ考えたり、空想していることが多かったので、今ではかなり個性的な人間になったと思います。
大多数の価値観に従うことに疑問を感じていたし、そんなものに縛られず自由に生きたかった。
なんども多数派の価値観を押し付けられそうになりました。
でもそれが自分の気に食わないものであったら、同調しないようにしていました。
こうしているうちに友人は減り、仲良くできる人の数も減りました。
でもそれと引き換えに、より大きなものを手にしたと思っています。
それは「確固たる自分」というものです。
僕は自分でそう思いますし、周囲の人からも言われますが、周囲に流されず自分の軸をブラさないでいられます。
今後そういった特性は、より価値を高めていくのではないかなと思います。
人とつながることが好きな人も、少しだけでも自分の時間を持つことで、本来の自分を再発見できるかもしれません。
ちなみに僕はケータイの通知は完全にオフにして、自分のタイミングでメールをチェックしたり返信しています。
会社への忠誠心を捨てる
もしひとつの会社に依存していれば、会社の言いなりになって嫌なことでもやらないといけないし、精神的にも苦しいでしょう。
他の道がある、と思えるだけで精神的にずっと楽になります。
会社以外の収入源を得ることで、大きな自信になるだけでなく余裕が生まれます。
その余裕が、人生の質を向上させるクリエイティブなアイディアを運んできたりするのです。
僕も今、本業以外からの収入を増やそうと努力している最中です。
あきらめを捨てる
本当にやりたいことは、外を見渡しても見つかるものではありません。
自分の内側にあるものだからです。
ちょっとでもやりたいと思ったことは行動に移してみましょう。
目の前の小さな欲求を解放すると、それがまた次の欲求を連れてきてくれます。
そうして本当に自分のやりたいことが見えてきたら、そこに集中するのです。
自分が「これだ。」と思ったものに関しては、諦めずに続けてみましょう。
今結果を出している人たちのほとんどは、単に諦めずに粘り強く続けた結果であることが多いです。
成功を決めるのは、粘り強さなのです。
諦めずに続ければ、きっと何かが変わります。
おわりに
これらの知識を人生に取り入れることによって、生産性、創造性、幸せレベルまで大きく向上させることができます。
知識を得たら、あとはやるかやらないか。
是非ともみなさんには、この本の知恵を人生に応用し、素晴らしい人生を築いていってもらいたいです。