こんにちは、shunです。
リスニング向上に役立つ学習法を探しているみなさま。
今日は僕が実際にやっているリスニングトレーニングのひとつをシェアします。
タイトルの通り速度を上げてリスニングするだけなのですが、これがなかなかの効果があります!
今回の記事では速聴のメリットとやり方、再生速度を変える便利なツールをご紹介します。
速聴で脳が変わる
僕は英語学習だけでなく、日本語でオーディオブックなどの音声を聴くときも基本的に速度を上げて聴きます。
英語に関しては一回目は通常の速度で聴いて、それからスピードを上げることが多いです。
僕は日本語なら3倍速~でも問題なく聞き取れますし、英語も何度も復習したものなら2倍速以上でもクリアに聞き取れます。
速い速度の言葉を聴くことで、以下のようなメリットがあります。
1 時短になる
2 脳に違った刺激を与えられる
3 脳の処理速度が上がる
4 無駄なことを考えるスキがなくなる
1 時短になる
当然ながらスピードを上げて聴くことで時間を節約することができます。
60分の音声を2倍速で聴けば、30分の節約になります。
これを1年間続けたら182.5時間もの差になります!
これはとんでもない差ですね。
2 脳に違った刺激を与えられる
英語学習では同じ音声を何度も聴くことが大切です。
しかしただ同じものを繰り返し聴くと飽きてきますし、退屈になってくるでしょう。
そこでスピードを変えてあげましょう。
スピードを変えるだけでも、脳には十分な刺激になります。
3 脳の処理速度が上がる
速いスピードの言語を日常的に聴くことで、少しづつ脳の処理速度が上がります。
頭の回転が速くなったり、早口を難なく聞き取れるようになったりと、確実に脳が進化します。
僕もはじめ2倍速で聴いてみたとき、「速すぎて訳がわからない。」と思いましたが、続けていると普通の速度に聞こえます。
むしろノーマルスピードが遅く感じます。
4 無駄なことを考えるスキがなくなる
特に何度も聴いた音声を復習するときに陥りやすいのが、全く関係のないことを考えてしまうことです。
余裕が出てくるがゆえなのですが、スピードを上げればその余裕を無くせます。
集中力も上がるので、短時間に密度の高い学習ができます。
速聴の注意点
先ほど少し触れましたが、英語の音声の場合はじめは通常のスピードで聴くことをオススメします。
この時点で何度聴いてもぼやけて聞こえる箇所があったら、スクリプトを確認したほうが良いです。
通常のスピードでクリアに聞けていないのに速度を上げても効果はほぼないです。
通常スピードでも速すぎると感じたら、遅くするのもありです。
はっきりと聞こえるようになったら、徐々に速度を上げていきましょう。
ネイティブの日常会話の音声などは、通常スピードでも十分速く、はっきりと発音されないことも多いので、はじめは速度を上げていくのは難しいかもしれません。
ですがTOEICや英検などの音声は、比較的ゆっくりかつはっきり発音されているので、何回か聴けば1.5~2.0倍速まで上げられると思います。
スピードの変え方
YouTubeの場合
デフォルトで2倍速まで上げられます。
画面右下の歯車マークのところで変更できます。
もちろん通常より遅くすることも可能です。
スマホアプリを活用する
スマホなら、倍速アプリがあります。
アプリストアで「倍速再生」などと検索すれば、いくつか出てくると思います。
CDなどの音声をスマホに取り込んで、アプリで再生するだけです。
video speed controllerを活用する
パソコンで2倍速以上にしたければ、google chromeの拡張機能video speed controllerを活用しましょう。
これを活用すると、最大16倍速にまで上げられます!(笑)
まあさすがにそこまで速くすることはないでしょうが、何度も聴いた音声なら2.5倍速~でも聞けるようになります。
ちなみにこの拡張機能を使えば、YouTubeやAmazon videoなどの速度を変更できます。
キーの操作ひとつで、0.1倍速単位で変更できるため非常に便利です。
僕はこの機能を活用しています。
おわりに
僕はもう何年も当たり前のように速聴をやってきたのですが、まわりにはほとんどやっている人がいないなーと思ったので今回の記事を書いてみました。
時短になったり、脳が進化したりとメリットしかないので、ぜひみなさんにもやってもらいたいです!