こんにちは、shunです。
今日はどのようにお金を使えばより豊かに、幸せになれるかということについて、自分の体験も交えながらお話ししていこうと思います。
まずはじめに、何にお金を使うと幸せになれると思いますか?
お金は現代を生きる上で必須です。
うまく使えば幸福度を高めてくれますが、使い方を間違うと人生がめちゃくちゃになるのもお金の特徴です。
めちゃくちゃになる程の人は少数でしょうが、お金を使うたびに幸せでなく後悔を感じる人は多いと思います。
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モノより経験
結論から言うと、人間はものよりも旅行や食事など、記憶に残る経験にお金を使うほうが幸福感を感じるようです。
正確に言うと、ものより経験にお金を使ったときのほうが、幸福感を感じる時間が長続きしたという研究結果があります。
自分の経験上でも、どうしても欲しくなって何かを買ったとき、買ってすぐは満足感があるのですが、割とすぐにその満足感は消えていきます。
ですが2か月間海外を一人旅をしたときのことは、2年以上経った今でも思い出すだけでワクワクしたり、幸せな気持ちになります。
そのときは100万円以上使いましたが、本気でそれ以上に価値のある体験だったと思っています。
他にも自分が好きな人たちと食事や遊びに行ったときのことは、思い出すだけでほっこりしますし、払った分以上の価値を感じます。
逆に衝動に任せて買ったものは、3000円でもとても後悔することがあります。
経験にお金を使う場合も、一人よりは仲間と一緒のほうがより幸福度を高めてくれます。
経験だけでなく感情も共有できますからね。
いろいろなことを共有できる仲間がいるほど、人生は豊かに幸せになっていくでしょう!
物質主義から離れる若い世代
僕が子供だった90年代にはまだ、ものを所有することに価値を置く考え方が主流だった気がします。
家にはたくさんのものがありましたし、特に世代が上になるほど、物質主義的な傾向が強かったと思います。
当時は自分もなにかを集めるのが好きでしたし(カードや古銭など)、欲しいものもたくさんありました。
しかし高校生になってバイトを始め、ある程度自分の欲しいものを買えるようになると「なにか違う」と感じ始めました。
欲しいものは手に入ったけど、心から満足できない。
20代に入ってから、シンプル&ミニマルライフの価値観に出会ったとき「これだ!」と思いましたし、モノより経験にお金を使うほうが幸せになれるという研究の記事を読んだとき、ストンと腑に落ちました。
今はほとんど物欲がありません。
ですが経験したいことは山ほどあります。
そしてこの傾向は僕(26歳)よりさらに若い世代で顕著です。
僕は小学生や中学生ともよく関わりますが、彼らに「欲しいものは?」と聞いても、多くの子供たちはさんざん悩んだあげく「何もない」と言います。
そのかわり、「USJに行きたい!」とか「好きなアーティストのライブに行きたい!」といった答えが返ってきます。
彼らは小さいうちからすでに、モノを買うより経験することでより楽しめるし、幸せを感じられると潜在的に感じているのかもしれません。
死ぬときに残るもの
少し重い話かもしれませんが、死ぬときにはこの世界のものを何ひとつ持っていくことができません。
もちろん豊かな生活を営む上で最低限のものは必要ですし、ものから得られる喜びもあります。
ですが頑張って働いて稼いだお金を、ただただものに使いまくって、死ぬときにそれで満足なのでしょうか?
僕は人生の中で経験したこと、誰かと感情を共有したこと、誰かを愛したことなどは魂に刻み込まれると信じています。
そしてそういったことだけが、唯一持っていけるものではないかと思います。
だから僕は、もっといろんなことにチャレンジして、いろんな人と関わったりすることにお金を使うようにしています。
おわりに
今回はいつもよりかなり短めで、自分の意見を中心にお話ししましたが、僕の中では非常に大切なことです。
僕は経験のほかに、知識を得るためにもお金を使います。
どちらも人生の質を高める上で重要なファクターだと思うからです。
なにをもって質の高い人生、幸せな人生とするかは人それぞれですが、僕は特に「誰かと何かを経験する」ことにお金を使うことで、人生最後の日を迎えたときに後悔なく旅立てるのではないかと考えています。