こんにちは、shunです。
みなさんができるだけ早く、何かしらの結果を得たいなら、捨てるべきことがたくさんあります。
いろいろなことをして頑張っているのに、なかなか結果が出ないと悩む人はたくさんいると思います。
そういう人たちは、単に「捨てられていない」だけです。
身の回りのことが、すべて重要であるかのように錯覚しているのです。
だからいろいろなことをやろうとしてしまうのですが。
短時間でどんどん結果を出していく人は、本当に必要なものを見極め、それに集中して取り組みます。
彼らはほとんどのことが無駄で、本当に重要なことはごくわずかしかないことを知っています。
最優先事項を明確にし、それのみに取り組むと、驚くほど簡単に結果が出ます。
今すぐ無駄を排除し重要なことにのみ集中して、バンバン結果を出して周囲と差をつけていきましょう!
日本最大級!オーディオブックなら - audiobook.jp
視覚的ノイズを捨てる
僕はミニマリストではありませんが、できるだけ整理して無駄なものを買わず、必要最低限のもので生きることを心がけています。
極端なミニマリズムには賛成できませんが、自分の欲しい結果を得るための道具以外はあまり目に付かないようにすることが大切です。
ダイエットをしたいのにお菓子を適当に置いておいたら、目に入る度意志の力を使って我慢しなければならず非常に辛いですし、やがて挫折するでしょう。
一日に使える意志の力は、体力と同じように限りがあります。
無駄なことに意志力を浪費すると、重要なタスクに使う分のエネルギーはすぐに無くなってしまいます。
意志力に関して書き始めると長くなるので、こちらの本をチェックしてみてください。
分かりやすくて、僕のお気に入りの一冊です。
意志力の使い方、鍛え方が分かると生産性がぐんとupします。
なにかが目に入ると、意識的無意識的にかかわらず、それと関連した記憶を呼び起こします。
それらが脳の容量を奪い、重要なことに集中するためのエネルギーを消費します。
まずは、物質的な無駄から排除しましょう。
・何か月も使っていないもの
・何か月も着ていない服
・見ても気分が上がらないもの
これらはもちろん、「ちょっといいもの」でも、
・集中を阻害するもの
・時間を奪うもの
・感情的な記憶を呼び起こすもの
は捨てるべきでしょう。
心から欲しいものを得るためには、なにかを手放すことが必須です。
「すごくいいなにか」が入ってくるためには、「ちょっといいなにか」を捨ててスペースを空けることも大切です。
だんだんと無駄なものに投下するお金も時間も減り、心地よいものに囲まれ始めるはずです。
「なんとなく」を捨てる
僕は悪習慣の塊のような人間でした。
心から見たいわけでないのになんとなくテレビやYouTubeを見る、朝起きてなんとなくケータイをチェックする、なんとなく寝る前にネットサーフィンする。
「なんとなく」で生きていたのです。
そんな生活では、なんとなくの結果しか生まれません。
こういった生き方をしている人はたくさんいますし、僕はその人たちを否定しているわけではありません。
能動的に見ているのでしたら問題はありませんが。
ですが、なんとなく過ごすのは良くないです。
なんとなく過ごしていると、やがて自分の本当の望みすら見失ってしまうからです。
最優先事項を明確にすると同時に、「なんとなく」を極力排除することが大切です。
苦手を捨てる
私たちは親元や学校教育の中で、得意を伸ばすことよりも苦手を克服することを良しとする価値観を植え付けられてきました。
多くの人が得意分野に力を注ぐより、努力して苦手を克服しようとしてきたと思います。
その結果、苦手分野はある程度改善されたかもしれませんが、飛び抜けた能力のない人間が量産されることとなりました。
自分も間違いなくそのうちの一人です。
社会に出ても、「苦手の克服=善」という価値観で頑張ってきましたが、労力の割にたいした結果が出ない。
そして自己否定する。
でもあるとき、「苦手は全部捨てて、得意や好きなことだけに集中すればいい」という考え方に出会って、スッと心が軽くなったのを覚えています。
それでもいいんだ、って。
それからは得意分野や好きなことに絞ってエネルギーを使うようになりました。
そういうことをしているとき、自分らしさを感じられて魂が喜んでいるように感じます。
そんな状態で何かに取り組めば、どんどん成長していけますし結果もついてきます。
苦手は捨てていいのです。
得意を伸ばすことがあなたらしさを高め、才能を開花させるきっかけになります。
ネガティブな人間関係を捨てる
話していても過去の話や愚痴ばかりで、あなたが夢を語った時「そんなの無理じゃない?」なんて言ってくるような人と付き合う価値はありません。
ネガティブなことばかり言う人たちと一緒にいると、いくらあなたがポジティブでもやがて影響されてネガティブになってしまいます。
もちろん愚痴を言いながら酒を飲むのが好きなら、そうすればいいと思います。
ですがそこから生産的なものは何も生まれません。
「長い付き合いだから」という理由だけで、ネガティブの渦に巻き込まれて人生の質を落すぐらいなら、いっそ捨ててしまえばいいんです。
今の時代、いくらでも新しい人間関係は作れます。
未来の計画をわくわくしながら語り合える仲間との会話は、脳を刺激し生産性も創造性も高めてくれます。
なにより楽しいし、そういうところには楽しい人たちが集まってくるようになっています。
類は友を呼ぶ、というのは間違いないと感じています。
誰かと一緒にいてわくわくしたり、成長できたり、幸せを感じるならば、あなたは正しい人と一緒にいる証拠です。
無駄な人間関係に注いでいる時間や労力はすぐさまカットし、本当に大切な人間関係に集中しましょう。
最優先事項以外をすべて捨てる
これが一番大切です。
今までの章は最優先事項にのみ集中するための準備です。
時間もエネルギーも有限です。
いろいろなことに手を出すと、「やっている感」は感じられます。
この「やっている感」があると、充実を感じるので多くの人がいろいろなことに手をだそうとするのでしょう。
しかし頑張りに見合う成果は得られません。
同時に四方八方へ動こうとするようなものだからです。
そんなことをしていたら、いくら頑張っても遠くまで行くことはできません。
とにかく、最優先事項を見極め、それのみに集中するのです。
この効果は絶大です。
僕が英語学習を始めた当初、リスニング、単語、文法、スピーキング、TOEICの勉強などを全部同時並行でやろうとしていました。
ですがなかなか結果が出ず、思い切ってTOEICの勉強に絞ったら、495点から3か月で710点までスコアアップできたことがありました。
その経験から一転集中の大切さを体感し、「今月は単語に集中する月。来月はスピーキング」という具合に1か月1テーマで学習を進めるようになりました。
今では英語学習以外にもこの考え方を応用して、短期集中的に取り組むようにしています。
そうすると以前までならありえないほど早く、スキルの上達や知識の定着を感じられるようになりました。
自分にとっての最優先事項を見極めるにあたって役立つであろう、スティーブ・ジョブズのスタンフォード大での有名なスピーチからの言葉を紹介しておきます。
「今日が人生最後の日だとしたら、自分はこれからやろうとしていることをやりたいだろうか?」
彼はこんな言葉も残しています。
「なにをやるか以上に、なにをやらないのかということも重要だ。」
本当に重要なもの以外には、ハッキリNoと言うことも大切ですね。
僕もまだまだ無駄なことをしたくなったり、してしまったりします。
そういうとき、これらの言葉を自分に言い聞かせるようにしています。
最後に僕がこういった考え方をするようになったきっかけの本を2冊ご紹介しておきます。
二冊とも素晴らしい本です。
特に二冊目は僕のバイブルと呼べます。
どちらの本も、無駄を徹底的に捨て、本当に大切なことに集中する重要性を説いています。
おわりに
ひとつのことに集中する威力は、実際にやって体感すると分かります。
正直たった一日でもひとつに絞って、一日中取り組むと実感できるでしょう。
それを一か月も続けると、今まで体験したことのないほどの結果を手にしているのは間違いありません!
本当に大切なもの以外はとにかく「捨て」。
最優先事項に集中し、短期間で圧倒的な結果を手に入れましょう!
日本最大級!オーディオブックなら - audiobook.jp