こんにちは、shunです。
今回は僕の愛読書の一冊である、「3週間続ければ一生が変わる」という本をご紹介します。
この本は元弁護士で、現在はリーダーシップや自己発見などのコーチングを行うロビン・シャーマ氏によって書かれています。
僕は彼の著作をいくつか読み、惚れ込んでしまいました。
どの本も素晴らしいのですが、中でもこの本は「人生を生きる中で本当に大切なこと」を再確認させてくれるだけでなく、読んでいるだけで心が安らいできます。
彼の数ある英知の中から、僕が心に留めていることをいくつか、僕の経験や意見を交えてシェアしていきます。
実際の本の中には101もの教えが書かれているので、ここでご紹介できるのはほんの一部です。
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- 最初の21日間を乗り切る
- 慣習と反対の道を行く
- 本当に価値あるものに時間を使う
- 英知を与えてくれる本を読む
- もっと笑う
- ニュース断ちをする
- 自然とまじわる
- 喜んで他の人を手助けする
- 今日を最期の日のように生きる
- おわりに
最初の21日間を乗り切る
この本のタイトルにもあるように、新たな習慣を身に付けるには約21日、3週間ほどかかります。
この間現状維持を望むようにプログラムされている私たちは、変化を拒みます。
頭では「これをやることでより人生が良くなる。」と分かっていても、潜在意識が抵抗してくるのです。
でもロケットが発射直後の2~3分で、その後の長い距離を飛行するのに必要な分より多くの燃料を消費するのと同じで、最初を乗り切れば慣性の法則により後はラクになります。
イギリスの詩人ジョン・ドライデンは、「はじめは人が習慣を作り、それから習慣が人をつくる。」と言っています。
僕も今ではたくさんの良い習慣を身に付けたと思いますが、無理して頑張っているという感じではなく、流れに身を任せる感じで日々行えています。
たとえば週に4回ウエイトトレーニングをしたり、月20冊以上の本を読んだりなど。
慣習と反対の道を行く
豊かで自分自身が満足できる人生を送るには、人からどう思われるかを気にせず、自分の心の声に従う勇気を持つことです。
小説家のクリストファー・モーリーは、「毎日、他の誰も読んでいないものを読みなさい。毎日、他の誰も考えていないことを考えなさい。いつも満場一致の一員になることは、心にとって決していいことではありません。」と言っています。
自分の心の声が聞こえたら、あれこれ考える前にまず行動してみましょう。
考えすぎるとますます行動できなくなりますからね。
本書の中でも引用されていて、僕の好きな言葉でもあるのが、アップルのスローガンであるThink different(異なった考え方をしろ)です。
人と違うことをすれば、当然批判されることもあると思います。
それでも自分の心の声に従う勇気を持ち行動することで、最終的に心から自分が満足できるのではないでしょうか。
本当に価値あるものに時間を使う
最も貴重な財産である時間を、何に使うかというのは非常に重要なことです。
人生の限られた時間のなかで、なんでもできるが、すべてはできません。
「なんでもしようとする者は、結局なにも達成できない」のです。
最優先の、本当に価値あるものに時間を使うことで、すべてが変わり向上していきます。
経営学の権威ピーター・ドラッガーは、こんなおもしろい言葉を残しています。
「まったくすべきでないことを能率的にする。これほど無駄なことはない。」
常に最優先事項を明確にし、たいして必要ないことを切り捨てるようにしていきましょう。
僕も気が付いたら、それほど重要でないことをしているときがあります。
そんなときこういったことを読むと、ハッとさせられます。
英知を与えてくれる本を読む
名著と呼ばれる書物には、先人たちが長い時間をかけてたどり着いた英知にあふれています。
それをわずかな時間とお金で知ることができるのですから、現代に生まれたわたしたちは本当に恵まれています。
それなのに多くの人は本を読みません。
偉大な人物の書いた本を読めば、生きるための英知やインスピレーションを得ることができ、あなたの人格にも大きな影響を及ぼします。
ここではロビン・シャーマ氏がおすすめする本をいくつかご紹介しておきます。
もっと笑う
ある調査によると、平均的な4歳児は1日300回笑うのに対し、平均的な大人は1日15回しか笑わないそうです。
でも楽しいことがないから笑わないのでなく、笑わないから楽しくないのです。
良く知られていることですが、笑顔を作るだけでホルモンバランスが良くなり、幸せになれます。
わたしたちは子供から学ぶことがたくさんあります。
「笑うこと」は間違いなくそのうちのひとつでしょう。
コメディーを見るのも効果的でしょう。
数年前の僕はひどいもので、1日15回どころか1回も笑わない日すらありました。
そんなことをしていると、どんどん惨めな気分になっていきます。
意識して笑うようにしたら、なぜかわからないけれどハッピーな時間が増えました。
やはり、笑いにはものすごい癒しの力があるのでしょう。
ニュース断ちをする
ニュースの内容はネガティブなものが多いです。
人間はネガティブなものに反応しやすいため、ネガティブニュースを流すほうが人々の注意を引き付けることができるからです。
多くの人が新聞、テレビ、ニュースサイトなどから、自分にとって何の利益にもならないネガティブな情報を取り入れ続けています。
殺人事件などの犯罪、くだらないスキャンダル、汚職などなど。
僕はこの本に出合う前から「ニュース断食」は行っていました。
ネガティブな情報の流入を無くすと、どんどんポジティブに考えられるようになっていきました。
ネガティブニュースばかり見ていると、世界はネガティブなことに満ちていると考えてしまい、不必要にビクビクしてしまいがちです。
人生の時間は限られているのですから、自分の心を豊かにしてくれる情報を取り入れていくようにしたほうが、より幸せな人生になっていくと思います。
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自然とまじわる
現代に生きるわたしたちは、大量の情報や騒音、汚れた空気や街にさらされています。
長い間自然のなかで生きてきた人類にとって、これらは大きなストレスです。
1週間のうち1時間だけでも、自然豊かな場所に行くことでかなりのストレス解消になり、心が落ち着きます。
幸い僕は山の近くに住んでいるので、よく自然豊かな場所を散歩するのですが、本当に気持ちよくリラックスできます。
いくつかの研究でも自然の中を歩くことが、ストレスを軽減するために非常に役立つと証明されています。
これは大自然の中でなくても、緑と水のある場所なら、都会の中の公園でも効果があるそうです。
自然の中で運動したり、本を読んだり、物思いにふけることで、ものすごく回復できますし、クリエイティブにもなれます。
喜んで他の人を手助けする
自分の大切な人の1日を良いものにするために、何ができるか考え実行しましょう。
深い思いやりで相手に与えることを続けていると、自分の心も満たされてきます。
ですから、日々与える練習をしましょう
ものをあげたり、手伝いをするだけが与えることではありません。
良い言葉をかけてあげたり、相手に深く共感して話を聞いてあげることでも、相手は大切にされている実感を得られ、良い人間関係を築くのに役立つでしょう。
今日を最期の日のように生きる
人は死ぬべき運命にあると実感することは、大いなる英知の源です。
1日1日を大切に生きるために、非常に大切な考え方です。
僕はスティーブ・ジョブズがスタンフォード大でのスピーチ内で残した、
「今日が人生最期の日だとしたら、今日やる予定のことをやりたいだろうか。」
という言葉が大好きです。
この質問を自分に問いかけ続けることで、自分にとって本当に大切なことが、少しずつ明確になってきました。
この質問により、やるべきこととやる必要のないことが分かり、優先順位をつけることができます。
そして後悔の無い人生になるよう、やりたいことにチャレンジする勇気を与えてくれます。
おわりに
今回は9つしかご紹介できませんでしたが、この本にはまだまだたくさんの素晴らしい知恵が詰まっています。
この本の中の知恵を実践すれば、必ず人生の質が上がるでしょう。
興味のある方は是非チェックしてみてください。
ありがとうございました。