こんにちは、shunです。
みなさんは「これは時間を忘れて打ち込めるほど好き!」といえるものはありますか?
そういったものがひとつでもあると、あなたの脳はどんどん進化していきます。
もし今は無くても、その答えはあなたの内側にあります。
前回の記事で好きなことを取り戻すヒントをお話ししましたので、興味のある方はぜひご覧ください。
好きなことをするのは幸せレベルを引き上げてくれます。
好きなことをして脳を目覚めさせましょう!
そもそも「好き」とは?
人やものなどを好きかどうか判断しているのは、脳内の扁桃体という部分です。
扁桃体が「好き」と判断すれば、神経伝達物質のドーパミンが分泌され接近行動を示します。
ドーパミンは「期待のホルモン」であり、欲しいものが手に入ったときでなく、手に入りそうなとき分泌されます。
逆に扁桃体が「嫌い」と判断すると、攻撃もしくは逃避行動を示すようになります。
当たり前ですが好きなものや興味を持ったものには近づいて、もっとそれについて知りたいと思いますよね?
そして嫌い、不快と思うものには反発心がわいたり、避けようとするはずです。
嫌々やると脳が萎縮する
みなさんも何かを嫌々やったり、もしくはやらされた経験があると思います。
このとき体内ではコルチゾールというストレスホルモンが分泌されています。
このホルモンが長期にわたって分泌されると、記憶をつかさどる部位の海馬が萎縮したり、老化を早める原因になります。
嫌々やると、集中力が続かず生産性が落ちるばかりか、脳が萎縮したり老化したりでなにもいいことがありません。
嫌なことは極力避けるに限ります。
肯定的な側面を探すクセをつける
とはいえ仕事や学業などの中で、ある程度避けられない「嫌なこと」や「やりたくないこと」はあると思います。
そういったときは、できる限り肯定的な面を探しましょう。
たとえばあがり症の人がプレゼンをしないといけないとき、嫌だ嫌だと考えるのではなく、良いメンタルトレーニングのチャンスと捉えるなどです。
こんなちょっとした思考のシフトでも、脳の働きは大きく変わってきます。
思えなくても、言葉を変えるだけで脳は変化し始めます!
How?クエスチョンを使う
脳は検索エンジンと同じような働きをします。
なので「なんでこんなことをやらないといけないんだ。」とか「なんで自分はこんな簡単なこともできないんだ。」などと心の中でつぶやくと、脳は理由を探し始めます。
意識していなくても潜在意識下で答えを探し続けます。
上記のような質問を投げかけると、ネガティブな答えしか返ってきません。
そうではなく、「どうやって」を考えましょう。
「どうやったらこの仕事を効率的に片づけられるか?」
「どうやったら自分にもできるようになるのか?」
「どうやったら楽しんでできるか?」
こういった質問をしておくと、たとえその場では答えが見つからなくても、脳は水面下で探し続けます。
そしてふとしたとき、検索結果が返ってくるのです。
生産的でクリエイティブな人とそうでない人の違いは、「どうやって」という質問を脳に投げかける回数の違いです。
脳の働きは言葉によって大きく左右されるのです!
僕は本当に使う言葉を大切にしています。
言葉を変えるだけで、周囲の状況や自分の受け止め方が大きく変わった経験がたくさんあるからです。
たかが言葉、されど言葉、ということですね。
好きなことをしてフロー状態になる
好きなことややりたいことをやっているとき、脳はとてつもない集中力を発揮します。
時間はあっという間に過ぎ、疲れを感じることもありません。
この状態をフローと呼びます。
フロー状態のときは、集中力だけでなくパフォーマンスも最高になります。
そんな状態で何かに取り組み続ければ、幸福感を感じるだけでなく間違いなく大きな結果を得られるでしょう。
トップアスリートなど一流と呼ばれる人達は、このフロー状態をうまく活用して素晴らしい成績を残しています。
脳のパワーを上げる3つの習慣
この章では、好きなことをする以外に脳に大切な習慣をまとめました。
1 好奇心を持って行動する
いつまでも若々しい脳を維持する人とそうでない人の違いは、好奇心を持っていろいろなことにチャレンジしたり学んだりするかどうかです。
好奇心が強いと多くの知識や経験を得られ、脳はどんどん成長していきます。
それらの知識や経験からまた新たな好奇心が生まれ、良いスパイラルに入っていきます。
逆に好奇心がないと、人生はどんどん狭くつまらないものになっていくでしょう。
そうなると脳の成長はとまり、衰退していく一方です。
僕もかつては狭い人生を生きていましたが、一度きりの人生いろんなことにチャレンジしようと決意しました。
それ以降は明らかに毎日が楽しくなっています。
実際に何かを学んだり、行動しているときも楽しいのですが、「次はこれとこれをしたいなー」と考えているときでさえ楽しいのです。
人生の中で、「楽しいことを考えたり感じる時間」が長くなったように感じます。
というか間違いなくなりました。
いろいろなものを見たり聞いたり実際にやってみることで、脳機能は向上し、人生の質も幸せレベルも上がっていきます!
2 良質なコミュニケーションをとる
コミュニケーションは非常に脳を活性化させます。
自分の考えをまとめ言語化するプロセスはもちろん、相手の話をよく聞いて適切な返答を考えるとき、脳は忙しく活動しています。
人間は集団の中で生活する生き物のため、コミュニケーションにより他人と共感し合いながら生きていくことに本質的な喜びを感じるようにできています。
コミュニケーションは脳のためだけでなく、幸せな人生を送るためには必要不可欠な要素です。
コミュニケーションを円滑にするため僕が大切にしていることは、
・ 自分から話しかける
・ 笑顔で話す
・ 状況に応じて声のトーンを使い分ける
・ 相手に興味を持って質問する
・ オープンクエスチョン(Yes Noで答えられない質問)を使う
・ 相手をよく観察して褒める
・ フォローアップクエスチョン(相手が言った内容に関しての質問)を多用する
などです。
特に仲が良い人や仲良くしたい人には、積極的にこのようなことをします。
3 運動する
身体を動かすことは、身体だけでなく脳を健康に保つためには不可欠です。
ある研究によると毎日20~30分の有酸素運動を行うことで、海馬の容量が増えるそうです。
僕はランニングはしませんが、散歩と週3~4回の筋トレは欠かせません。
運動をすると全身の血流が良くなります。
脳にも多くの血液が供給されるため、パフォーマンスが上がるのです。
高強度の運動でなくとも脳には十分に効果があるので、運動習慣のない方は少しずつ散歩などの軽い運動から取り入れてみてはどうでしょうか?
おわりに
脳力をアップさせ脳を健康に保つ習慣は、そのまま人生の質や幸せ度を高めることにつながります。
脳のスイッチが入った状態で生活している人は、仕事や人間関係、その他あらゆる面で良いパフォーマンスや結果を得られるでしょう。
今日お話しした内容を取り入れ、あなたの脳にスイッチが入り、幸せになることを願っています。
ありがとうございました。